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平成25年産米の生産数量目標

平成25年産の本県の生産数量目標

国は、都道府県別の生産数量目標について、需要に応じた米生産を進める観点から、これまでどおり各都道府県の需要実績を基本として算定しています。

また、米の需給調整への取組等に対する配慮として、超過達成や県間調整及び政府備蓄米売渡数量について、各都道府県の需要実績の算定上、一定の配慮を行っています。

以上により、本県に対し、前年産より1,040t増(210ha増)の73,490t(14,730ha)が示されました。

項目 24年産米の生産数量目標 25年産米の生産数量目標 24年産米の生産目標
①との増減 ②-①
面積換算 面積換算 増減率 面積換算
香川県 72,450t 14,520ha 73,490t 14,730ha 1,040t 1.4% 210ha
全国 7,930,000t 1,500,000ha 7,910,000t 1,500,000ha ▲20,000t ▲0.3% 0ha

生産数量目標の配分の運用方針

農業者に配分される主食用米の生産数量目標は、公平・公正、透明性のある方法に基づき配分される必要があり、算定の考え方等が地域の農業者に広く周知されるよう配慮が求められています。
また、需要に見合った米生産へと誘導する観点からも、適切な生産数量目標の設定が必要です。

本県内の各地域での配分に当たっては、水田農業の振興の観点から、地域の農業者等から納得感が得られるものとする必要がありますので、算定要素の設定にあたっては、その算定案を検討する段階から、引き続き、地域センターや県等と緊密な連絡をとり調整しながら進めていただくようお願いします。

平成25年産米の市町別の生産数量目標の設定方針

「本県への平成25年産米の生産数量目標が1.4%増加したこと。」、「地域においても生産数量目標が前年を下回らないよう配慮すること(ただし、作付意向を上限とする)。」、「配分された数量が確実に水稲の作付けに結びつくことが期待できる新規需要米の取組実績を考慮すること。」を踏まえ、前年の配分算定方法を基本に、県から次のとおり配分します。

  • (1) 営農の継続性に配慮し、前年産米の市町別の生産数量目標(教育機関などの公的施設を除く。)と同数量を配分
  • (2) 前年より増加した1.4%分を前年から導入した施策的な要素により配分
  • (3) (1)+(2)により算定された数量が、水稲作付意向面積(数量換算値)を上回った場合は、上回った分を削減
  • (4) (3)で生じた余剰を新規需要米の作付実績により再配分
  • (5) 予め控除していた公的施設を優先枠として該当市町に配分

配分要素の詳細

分類 配分要素 積算根拠等の詳細
一次配分営農の継続性 1)平成24年産米の生産数量目標 平成25年産米の生産数量目標が1.4%増加したことを踏まえ、営農の継続性に配慮して、平成24年産米の生産数量目標と同数量を配分します。
円滑な生産調整の推進 2)備蓄米、新規需要米の作付実績 営農計画調査結果による水稲作付意向が配分面積を大きく上回っていることから、食料自給率の向上、農地の有効活用や不作付地の解消を進めるため、備蓄米・新規需要米の作付実績に応じて配分します。
3)作付意向 農業者の作付意欲に配慮して、営農計画調査結果から平成24年産米の意向面積に対する水稲の作付率を考慮して配分します。
計算式:25年産米作付計画面積×{24年産水稲(主食用米+新規需要米)作付実績}/24年産米作付意向面積
担い手の育成 4)担い手の水稲作付率の実績 将来に向けて安定した米生産を確保する観点から、水稲を経営品目とした担い手(認定農業者、集落営農、特定農業団体)に配慮して、担い手の水稲作付率を基に配分します。
二次配分 5)新規需要米の取組実績(再配分) 一次配分の結果、作付意向を上回った数量を、水稲の作付けに確実に結びつくことが期待される新規需要米の作付実績に応じて再配分します。

配分要素の詳細のイメージ ※公的施設は除いています。

平成25年産米の生産数量目標 73,490t(24年産比 101.4%)
前年と同数量100%を一律配分前年より増加分1.4%を施策的な要素で配分意向面積の超過分
営農の継続性 円滑な生産調整の推進 担い手の育成
1)平成24年産米の生産数量目標 3)備蓄米、新規需要米の作付実績 作付意向
担い手の水稲作付率 新規需要米の作付実績に応じて再配分
-% 10% 70% 20%

具体的な算定方法

  • 1) 24年産の生産数量目標と同数量(公的施設を控除。)①を配分
  • 2) 25年産の生産数量目標の増加分1.4%の数量を、②~④のそれぞれの配分率で数量を算出し、市町別のシェアを乗じて数量②~④を算定
  • 3) ①~④の合計数量が25年産の作付意向面積(数量換算値)を上回った場合は、上回った分を削減
  • 4) 3)で生じた余剰を、3)で超過が生じなかった市町に対し、新規需要米の作付実績の市町別シェアで再配分⑤
  • 5) 予め控除していた公的施設の作付計画(数量換算値)を該当市町に配分
  • 6) 市町別の生産数量目標⑦=①+②+③+④+⑤+⑥
  • 7) 市町別の面積換算値⑧=⑦÷25年産の市町配分基準単収
項目 24年産の生産数量目標(公的施設を除く。) 備蓄米・新規需要米の取り組み実績 作付意向 担い手の水稲作付率の実績 新規需要米の作付実績に応じて再配分 公的施設の
作付面積
25年産の
生産数量目標
⑦=①から⑥の合計 面積換算値
(配分率)
配分数量 72,387.6t 104.2t 729.5t 208.4t (18.7t) 60.2t 73,490.0t 14,728.7ha
面積換算値 14,507.2ha 20.9ha 146.2ha 41.8 (3.7ha) 12.4ha

注)⑤の二次配分は一次配分で生じた余剰を再配分しているため、①~⑥の合計は⑦と一致しません。

注)面積換算値の②~⑤は概数です。

注)面積換算値は概数のため、合計面積とは一致しません。

算定結果

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