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耕作放棄地再生利用緊急対策|
荒廃農地等利活用促進事業
耕作放棄地の解消|
その他の耕作放棄地関連の情報
※耕作放棄地部会は、平成30年5月23日に廃止されました。
農地の再生作業については、平成21年度から国の「耕作放棄地再生利用緊急対策」を活用して取り組んできたところですが、新たに「荒廃農地等利活用促進事業」を設立したので、「耕作放棄地再生利用緊急対策」は平成28年度をもって終了とします。
今後、農地の再生作業に対する支援を希望される場合は、以下のとおり、各市町農業主務課等を通じて、「荒廃農地等利活用促進事業」に取り組んでください。
荒廃農地の再生作業や作物生産の再開に向けた施設等補完整備を総合的に支援します。
種目 | 補助対象経費 | 補助率{市町の義務負担} | 事業主体 |
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1.再生利用計画作成 | 現地調査による実施設計書の作成等に要する経費 | 定率1/2以内 | 市町 |
2.発生防止 | 2号遊休農地で4万円/10a以上の作物の栽培に向けた発生防止に要する経費及びその補完施設に要する経費 |
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「人・農地プラン」の中心経営体等に位置付けられた農業者、農業者等の組織する団体、農業参入企業及び企業が農業参入のために設立した農地所有適格法人等 |
3.再生利用 | 1号遊休農地で10万円/10a以上の再生作業に要する経費及びその補完施設に要する経費 |
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4.附帯事業 | 農地利用調整等を行うものに要する経費 | 定率1/2以内 | 市町 |
県内の耕作放棄地は、営農条件の悪い中山間地や島しょ部のみならず、比較的営農条件に恵まれた平坦部でも発生しています。
耕作放棄地の発生の要因は、
①高齢化、担い手不足などによる労働力が不足している
②園芸主体の集約的な経営が中心で土地利用型の経営を行う担い手が少ない
③農産物価格の低下等により、経営規模拡大に対する担い手の意欲が低下している
④農地の資産保有としての意識が強く、農地の流動化が停滞している
⑤農村地域の都市化や混住化の進行等により、基盤整備が遅れていること
などが考えられます。
しかし、耕作放棄地は、食料供給力の低下はもとより病害虫などの発生源など、営農や生活環境に悪影響を与える恐れがあります。
耕作放棄地の発生要因や荒廃状況等は個々の農地によって異なっており、個々の実情に応じた対策が必要です。